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システムバスと オリジナルのお風呂どっちがいい?

思いきり個性的なお風呂にしたいと考えているなら、在来工法の浴室がおすすめです。
在来工法バスなら、

★好きなタイプの浴槽が選べる
★天井の高さや窓の位置、ライトの付け方も自由自在
★床や壁も好みどおりにできる
★既存の広さもそのまま生かせる

ただし、防水工事が必要であること、 プロの手作りであることから、 工期が長くなります。

※在来工法:ユニットバスとは異なり、浴室の大きさや条件に合わせて つくることができる。浴槽、タイル、水栓金具などのパーツも自由な組み合わせが可能。

システムバスは、

★完全自由度はないが、 機能や設備の面でグレードアップが進んでいる ★オプションのラインアップが多い
★工期が 1 週間程度ですむ
などの特徴があります。

システムバスの種類は?

★大きさ
0.75 坪、1 坪、1.25 坪、1.5 坪などがあります。
その他、サイズ調整可能なものも発売されています。 大家族であるために複数で入ることが多い家庭や、介護が必要な家庭では、 洗い場が広いタイプの方が使い勝手がいいでしょう。 予算、間取り、家族構成、入浴のスタイルを考えて広さを決めましょう。

★設備
暖房機能付の浴室換気乾燥機や床暖房などを 付けることができます。
水栓では安全面を考慮したビルトインタイプ、 タッチ水栓、ミストサウナ機能など、
グレードアップが可能です。

★浴槽 浴槽の素材には、人造大理石、FRP、ホーロー、 木製、ステンレス、タイルなどがあります。

・ 人造大理石/ 一般的に「ポリエステル系」と「アクリル系」があります。 ポリエステル系は強度、耐薬品性に優れ、 アクリル系は透明感が高く、耐候性や衝撃性などに優れています。

・ FRP/
軽量で、保温性、耐薬品性、耐衝撃性に優れ、カラーバリエーションも豊富。価格的にも手ごろです。 汚れや傷が付きやすい面もありますが、 中性洗剤とスポンジで簡単に落とせます。

・ ホーロー/
独特の滑らかな肌ざわり、美しいカラーで人気。 表面のガラス質が傷つくとそこから本体が錆びることもあるので、 早めの補修が必要。

・ 木製/ ヒノキやヒバ、サワラなど。

木質独特の温かみや香りが魅力。 保温性、耐衝撃性や耐熱性に優れています。
一般的には、漂白剤や塩素系の洗剤には弱く、汚れやすいので、手入れ方法はあらかじめ確認します。

・ ステンレス/ 耐久性がよく保温性もあり、値段も手ごろ。
傷やサビに強く、メンテナンスも楽。

金属特有の肌触りを抑えたものや底面にエンボス加工したものもあります。

・ タイル

自由な形状が楽しめます。 モザイクタイルなどで曲線や模様を楽しむこともできます。
床暖房を使えば冬場の冷たさは解消されます。目地掃除の手間だけが弱点。

★湿気対策 ノングレーチング(排水溝がない)にして、出入り口に段差が生じないようにしたバリアフリータイプが 主流になってきています。これなら外部に水漏れがなく、 家に湿気の影響を与えることもありません。

お風呂場まるごと改装したい!

古い浴槽を撤去し、システムバスに入れ替えるとともに、浴室の床や天井、壁も改装するのが、システムバス全面改装です。

★リフォーム価格 リフォーム価格には、システムバス本体の費用の他、種々の工事費用(解体・撤去、給排水給湯工事、 追焚配管工事、電気工事、内装工事、左官工事など)が含まれます。 80 万円〜150 万円というところが目安です。

★リフォームのポイント 出窓を取り付けると、広々とした感じを与えてくれます。 また、出入り口を折り戸にすると、より広く使えます。 解体してみて土台に腐っている部分があれば、 シロアリ防止の防蟻剤噴霧が必要になります。

★施工日数 土間コンクリートを打つため、養生日数を含めて 7 日ぐらい見ておきましょう。

※養生:コンクリートを施工した際、十分に硬くなるまで温度や湿度の管理をすること。梅雨時や寒い時期などで必要な期間が変わる。

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